皮向けや粉をふくほど乾燥する冬の時期は、いつもよりさらに肌に負担をかけないように洗顔してあげたい。
もしこの記事をお読みのあなたが、汚れをきちんと落としながらも、うるおいが残せる肌に優しい洗顔料をお探しならば、洗顔フォームでなく合成界面活性剤が使われていない固形石鹸がおすすめです。
なぜ合成界面活性剤が使われていない固形石鹸がおすすめなのか
合成界面活性剤というのをよく耳にすると思うのですが、いわゆる洗顔フォームには、たいてい洗浄成分として合成界面活性剤が使われています。
強力な洗浄成分で、汚れを落とすために食器洗いや洗濯洗剤の中に配合されているのも合成界面活性剤です。
洗顔フォームに配合されていると、皮脂汚れや毛穴汚れをごっそりと落としてくれます。
汚れが落ちるのはいいのですが、洗浄成分が強すぎてしまうのが危険なのです。
洗浄成分が強すぎると、肌にあるべき皮脂やバリア機能であるセラミドなども洗い流してしまいます。外は乾燥しているように思わなくても、肌自体はタメージを受けているということもあるのです。
また、洗顔フォームの柔らかいクリームや液体を安定化させるために添加物も多く含まれていて、添加物がお肌に悪い影響を与えることもあります。
合成界面活性剤のすべてが悪いわけではないとされていますが、素人が悪いものと良いものの区別するのは難しいですよね。
世の中に溢れる洗顔フォームや石鹸から、この成分は合成界面活性剤だけど大丈夫だ、というものを選び出すのはなかなか大変なので、最低限チェックして守りたいポイントを次の2つに絞って選んでいくと、比較的選びやすくなると思います。
2つのポイントは、「固形石鹸を選ぶこと」、そしてその固形石鹸に「合成界面活性剤が使われていないこと」です。お肌の乾燥が気になる方や敏感肌の方は、この2つを覚えておくといいですよ。
うるおいファクターの「エクストラモイスチャライジングソープ」を使っています。
私は今、うるおいファクターから出ている「エクストラモイスチャライジングソープ」を使っています。
防腐剤、凝固剤、香料、石油系界面活性剤が使われていない無添加の固形石鹸です。最低限守りたい2つのポイントもクリア。
最初にお値段をいうと、1個3,300円です。高級石鹸の部類に入ってくるお値段でちょっと高いかなと感じるかもしれませんが、丁寧な製法、配合されている成分、実際に使っているお肌の感じをトータルで考えて、私は妥当なお値段だと思っています。
そうはいっても、やっぱり高い!と思われる方のために、私が3,300円を妥当だと感じるぐらい、エクストラモイスチャライジングソープが素晴らしいと思う理由をお教えしますね。
エクストラモイスチャライジングソープは作るのに長い時間と手間暇がかかる
この丸い半透明のオレンジ色が美しい石鹸がエクストラモイスチャライジングソープです。
この石鹸を作るのに要する時間は、なんと3ヶ月!
3ヶ月もかかるのは、「枠練り」という製法で作っているからです。
石鹸のもとを直接木枠に流し込み、たくさん人の手をかけ、長い時間をかけて丁寧に作る手法です。
実は枠練製法は、手間がかかるのに大量生産ができず、製造コストも高いので、在庫を持たなければならないメーカー側としては、あまり使いたくない製法と言われているんですよ。
よくお風呂で使う石鹸や一般的な洗顔石鹸はどうして安価なのかというと、機械で作らていて美容成分がほとんど入っていないからです。
機械で一気に練り上げて、機械で成形するので、大量生産ができてローコスト。機械の場合は、98%を石鹸素地という石鹸のベースを使わないと作れないので、美容成分をほとんど入れることができません。
それに比べて、エクストラモイスチャライジングソープの枠練り製法は、石鹸素地が60~70%ですみ、有効成分を30~40%も入れ込むことができるのです。
だから、エクストラモイスチャライジングソープにはこの後お話する10種類もの厳選された美容成分をたっぷり贅沢に配合することができています。
石鹸の製作に「3ヶ月」とさらっと言いますけれど、1年の4分の1の時間です。値段が高くなるのもうなずけます。
厳選された美容成分
エクストラモイスチャライジングソープには、10種類もの厳選された美容成分がたっぷり含まれていて、その美容成分のおかげで、きちんと汚れを落としながらも潤いを残すことに成功しています。
10種類の美容成分とは、
- フルボ酸
- スクワラン
- リピジュア
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- ハチミツ
- チャカテキン
- カキタンニン
- コエンザイムQ10
- 甘草エキス
乾燥を抑え、肌のバリア機能を高め、肌の表面を保護、栄養素を与えながら肌のキメを整えることができ、保湿からエイジングケアまでできる成分が凝縮しています。
中でも注目したいのは、「フルボ酸」です。
北欧の極めてクリーンな森林から特殊なバイオテクノロジーにより抽出・精製された自然由来の成分で、「奇跡の因子」と言われているんです。
ミネラル・アミノ酸・ビタミン・酵素といった天然保湿因子を豊富に含んでいます。
フルボ酸が配合されていることで、洗顔後のお肌の乾燥を抑え、バランスよくうるおいを与えてくれます。
気持ち良すぎる滑らかでもこもこの泡が作れる
私が洗顔に求めるものには、もこもこの泡が作れることが絶対条件。洗顔のときに摩擦を一切与えないようにするのが美肌の鉄則だからです。エクストラモイスチャライジングソープはその条件をしっかり満たしてくれています。
箱の中には、泡立てネットが一つ付属されています。
泡立て始めると、簡単にもこもこの泡が出現。
泡は泡でも、きめ細かい滑らかな泡。
この泡の中に顔からダイブ!泡の弾力を利用してふわふわと手を動かせば、全く摩擦を加えることなく洗顔できます。泡が滑らかで、この泡に顔が埋もれている時、本当に気持ちいいです。
洗い上がりの良さ
エクストラモイスチャライジングソープは、弱アルカリ性。弱アルカリ性の洗顔料は、洗浄力あり、きちんと汚れをおとしてくれます。
お肌は弱酸性なのに、弱アルカリ性で洗って大丈夫?と思う方、安心してください。肌のPhは、弱アルカリ性で洗っても、15分ほどで弱酸性に戻ります。
弱酸性の洗顔料は、肌に負担をかけないところがメリットではありますが、洗浄力が弱いため、余分な皮脂や角質を落としきれなくなります。余分な角質が落とせないと、ゆくゆくはお肌のターンオーバーの乱れにも繋がって、肌荒れの原因になってしまいます。
洗顔できちんと不要なものを落としたい方は、洗浄力に優れた「弱アルカリ性の洗顔料」がおすすめです。
エクストラモイスチャライジングソープで洗顔すると、さっと泡が落ちて、洗い上がりはさっぱりしています。洗顔フォームを使ったときに感じる、ぬるっとした感覚や、何度も水ですすぎをしないととれてないような感覚がなく、泡切れの良さが最高。
そして、さっぱりしているんですけど、キュッと突っ張るようなことはないんです。
洗顔後のお肌を触ると柔らかくて、フルボ酸やスクワラン、リピジュアなどの保湿成分で、お肌のうるおいが保たれ、お肌を保護してくれているのがわかります。
石鹸が溶けない
エクストラモイスチャライジングソープは、先ほども言いましたが「枠練り」製法で作られていて、その製法の中でも、じっくり自然乾燥させてつくる方法をとっています。
乾燥させて作るメリットは、泡立ちがよく、溶けにくいこと。
凝縮した硬めの石鹸なので、お風呂場に持ち込んでも溶けることがありません。
実験的に1週間、保管するのをお風呂場にしていたのですが、溶けたり、やわらかくなってドロッとしてくることは全くありませんでした。(お風呂場に置いておくのは品質管理上お勧めしません!私の個人的な実験です!)
これだけしっかりした石鹸であれば、使い終わりに小さくなっても、崩れたり溶けたりせずに使い切ることができます。
おすすめの保管方法
石鹸だとトレーを用意しなければならないし、トレーに水が溜まるのが嫌だと思う方、多いのではないでしょうか?
そんな方向けに、おすすめの保管方法があります。
エクストラモイスチャライジングソープの付属の泡立てネットが、袋状になっていて、ちょうど石鹸が入るんです。
それを見て、泡立てネットの中に石鹸を入れて、ぶら下げておけるかも、とひらめきました!
使うときはこのままぬるま湯で濡らして泡立てることができます。使用後は、ネットから一度石鹸を出して、ネットの泡を洗い落として、またネットに戻しているのですが、面倒な方はネットの石鹸を入れたまま、泡を洗い流して振って水切りをしておけばOKです。
ネットと石鹸をぶら下げておけば、石鹸が水に浸ることがなく衛生的です。
私が使っているクリップは、無印良品のステンレスクリップです。フックがついているので、洗面所のポールに引っ掛けて保管しています。
エクストラモイスチャライジングソープは、優しい泡で汚れをきちんと落としながらも、お肌に必要な油分や成分を取りすぎることなく、石鹸の保湿成分でお肌の乾燥を防ぐことができる優秀な洗顔石鹸です。
石鹸を作るのに3ヶ月という長い時間をかけ、希少な美容成分がたっぷり含まれていること見ていくと、1個3,300円という値段にも納得できます。
パンフレットをみると、1ヶ月に1個となっていますが、私が使っている感じでは、1ヶ月以上余裕で持ちます。
無添加で肌に優しい洗顔石鹸を探している方は、一度使ってみてくださいね。
今日もお読みいただいてありがとうございました。
ゆる美活でアンチエイジング
★Yuuru★